ウルトラライトを巡る旅と本の話

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代官山蔦屋書店で開催された、ハイカーズデポ店主・土屋智哉氏によるトークショー「ウルトラライトを巡る旅と本の話」に行ってきた。

ウルトラライトハイキングの教則本的なものから紀行文、ビート文学、そしてその根底にある(と思われる)禅や超絶主義の紹介。さらには近年よく耳にするようになったミニマリズムにとの関連性。時間の都合で日本の静観派については話は聞けなかったけれど、たっぷり2時間楽しませてもらいました。

個人的に一番印象に残ったのは『新編 東洋的な見方』(鈴木大拙)の紹介で、「NATUREの訳語として自然があるが、自然の訳語としてのNATUREは自然の全ての意味を表していない。」という話。
なるほど、言われてみれば確かにそうだ。そして僕ら東洋人は、それを感覚的に感じられる。それこそが「東洋的な見方」であると。

逆に西洋的な見方では(主にクリスチャンは)、感覚的に理解できないがゆえに、そこに理論を求めるのかななんて思った。その答えが「禅」ではなく「ZEN」なのかな?なんて考えながら聞いていた。

そして、そこから生まれたビートやカウンターカルチャーとしてのバックパッキング、さらに確実にその流れを汲んでいるだろうと思われるウルトラライトハイキングを日本人として日本のハイキングシーンにどのように落とし込んでいくのか。

初期のころは、「ウルトラライトハイキングは、北米のロングディスタンストレイルを歩くために生まれた方法論で急峻な日本のトレイルには合わない。」という話をよく耳にしたけれど、実はそういった、地形や気候的な問題ではなく、「東洋的な見方」が逆に足枷になってしまっていたのではないか?それ故に理論的に説明できず、理論は主に道具を中心としたグラム遊びの方法論に終始してしまったのではないか?そんなことを考えながら帰路につきました。

あ、そうそう、土屋さん。僕の質問だけ答えてもらえませんでした(笑
今度、「山以外で好きな場所」でゆっくり話聞かせてくださいね!

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ウルトラライトを巡る旅と本の話

Like a Rolling Stone

ULハイカー的には、風に吹かれながら、鳥のさえずりを聴き、草木の匂いを嗅ぎ、口笛なんて吹きながら軽快に歩きたい。

って言っても、結局、俺にとってボブディランなんて後追いに過ぎない。初めて彼を知ったのは、「We are the world」だからね。

それにしても、若いころのベンジーと、同じように若いころのボブディランは似てるよね。ベンジー自身もイカ天出演時に自分で言って突っ込まれていたけれどw

そうそう。同時代性で言えば、僕にとってはボブディランよりベンジーなんだなぁ。どうして山を歩くかなんて聞かれたら、まぁ、そこにはいろいろあるけれど、突き詰めれば実のところ、メッシュポケットの破れ方がいかしてるザックを小指で掲げて気取って写真を撮りたかったから。なんてどうしようもない理由だったりするんだなぁ。

まぁ、そんなことはいいとして、僕ももうすぐ46歳。四捨五入してアラフィフですよ!まわりまわって、「Like a Rolling Stone」の歌詞が身に染みる。午前3時。

Like a Rolling Stone

BE-PAL 掲載

IMG_0823BEーPAL 最新7月号に「POP HIKER Simple Pack “MYOG” Kit」を紹介していただきました。紙面では、価格未定となって居りますが、すでに販売スタートし、お値段10,000円(税抜)となっております。

イベント等でご予約いただいた方には順次発送しています。それが落ち着き次第、オンラインショップの方でも販売開始します。今しばらくお待ちください。

因みに今月号のBEーPALには、おまけでミニシェラカップが付いてきます。とても可愛らしく、それでいてしっかりした作りです。これだけでも買う価値ありですよ!

BE-PAL 掲載